
不動産売買豆知識㉒ 契約不適合責任とは
契約不適合責任とは?
契約不適合責任とは、
引き渡された不動産が契約内容と違っていた場合に、売主が負う責任のことです。
例えば、
・雨漏りがある
・シロアリ被害があった
・設備が故障している
・説明されていない不具合がある
といったケースで問題になります。
これは民法に基づくルールです。
以前の「瑕疵担保責任」との違い
昔は「瑕疵担保責任」と呼ばれていましたが、
民法改正により現在は「契約不適合責任」に変わりました。
大きな違いは、
契約内容に合っているかどうかが基準になった点です。
つまり、
「欠陥があるかどうか」ではなく、
**“契約で約束した内容と一致しているか”**が重要になります。
買主ができること(主な請求)
契約不適合があった場合、買主は次のような請求ができます。
✔ 修補請求(直してほしい)
✔ 代金減額請求(値引き)
✔ 損害賠償請求
✔ 契約解除(重大な場合)
状況に応じて選択できるのが特徴です。
注意しておきたいポイント
✔ 期間制限がある
→ 不適合を知ってから「1年以内」に通知が必要
✔ 免責特約がある場合もある
→ 特に個人間売買では、責任を負わない契約も存在
✔ 事前説明が超重要
→ 告知されている内容は原則対象外になる
まとめ
契約不適合責任とは、
**「契約と違う不動産だった場合の売主の責任」**です。
トラブルを防ぐためには、
・売主は正確に状況を伝える
・買主はしっかり確認する
この両方がとても重要です。
