
不動産売買豆知識㉑ 手付金
手付金とは?
不動産売買においてよく出てくる「手付金」とは、
売買契約時に買主が売主へ支払うお金のことです。
単なる「前払い金」というイメージを持たれがちですが、
実はそれだけではなく、重要な意味を持っています。
手付金の役割とは?
手付金には主に次の3つの役割があります。
✔ 契約の証拠(契約成立の証)
契約が成立したことを示す意味があります。
✔ 解約手付としての役割
一定期間内であれば、
買主は手付金を放棄することで契約を解除できます。
売主は手付金の倍額を返すことで解除可能です。
✔ 売買代金の一部
最終的には売買代金に充当されます。
手付金の相場はどれくらい?
一般的には、
売買価格の5%〜10%程度が目安とされています。
ただし、
・新築分譲
・中古物件
・売主が業者か個人か
によって金額は変わることがあります。
なお、売主が不動産会社の場合は、
宅地建物取引業法により、
手付金の上限(売買価格の20%以内)が定められています。
注意しておきたいポイント
手付金は気軽に支払うものではありません。
一度契約すると、
✔ 簡単にはキャンセルできない
✔ 解約すると手付金を失う可能性がある
といったリスクがあります。
そのため、
・物件内容の確認
・資金計画
・住宅ローンの事前審査
などをしっかり行ったうえで契約することが大切です。
まとめ
手付金とは、
契約の成立を証明し、解約時のルールも担う重要なお金です。
不動産売買では、
「とりあえず払うもの」ではなく、
意味を理解して慎重に扱うべきものといえます。
