
不動産売買豆知識⑨土地売却前に「測量」はなぜ必要?
【不動産売買の豆知識】土地売却前に「測量」はなぜ必要?
不動産を売却するとき、意外と見落とされがちなのが「測量(そくりょう)」です。
「境界なんて昔から決まってるし、わざわざ測らなくても大丈夫でしょ?」
そう思われる方も多いのですが、実は測量はトラブルを防ぐための最重要ポイント。
土地の売買においては、「測量をしているかどうか」で売却のスピードも価格も変わってきます。
■ なぜ測量が必要なのか
土地を売る際にもっとも多いトラブルのひとつが、「境界線」に関するものです。
たとえば、隣地との境界があいまいなまま売却してしまうと、
購入者が「境界を確定してからでないと引き渡しを受けられない」と主張するケースがあります。
結果として、売却が長引いたり、最悪の場合は契約解除になってしまうこともあります。
また、登記上の面積と実際の測量面積が異なることも珍しくありません。
この「誤差」が原因で、売却価格に影響が出るケースもあります。
つまり測量は、**安心して売却を進めるための“安全確認”**なんです。
■ 測量には種類がある
測量といっても、実は目的によって種類が違います。
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現況測量:土地の現状を把握するための簡易測量。
→ 査定前や売却検討段階でおすすめ。 -
確定測量:隣地所有者立ち会いのもと、境界を正式に確定させる測量。
→ 売買契約や引き渡し前に必須。
現況測量は比較的早く低コストで行えますが、
買主が安心して購入できるのは「確定測量済み」の土地です。
特に住宅用地や分筆予定地の場合、確定測量があると評価が一気に上がります。
■ 測量を行うタイミングと費用
売却を検討しはじめたタイミングで、まずは不動産会社へ相談を。
「売るか決まってないから測量までは…」という方も、
事前に現況測量だけしておくと、あとからスムーズに話が進みます。
費用の目安は、
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現況測量:10〜20万円前後
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確定測量:30〜60万円前後
土地の広さや隣地の数によって変わりますが、
早めに準備しておくことで、あとからトラブルを防げると考えれば決して高くありません。
■ プロの視点:測量済み=信頼の証
査定を行う際、測量図がある土地はやはり印象が違います。
境界が明確で資料が整っていると、買主も安心しやすく、
結果として早期成約・高値売却につながることが多いんです。
「測量なんてまだ早いかな」と思っている方ほど、
実は早めの準備が成功のカギになります。
不動産の売却はタイミングが命。
境界が明確でトラブルのない“安心できる土地”こそ、次の買主に選ばれます。
